年頭メッセージ

会長 小林 慶規

明けましておめでとうございます。

今年1月1日から、日本陽電子科学会の第五期が始まりました。昨年12月に京都大学原子炉実験所で開催された日本陽電子科学会総会において、第五期役員が以下のとおり決定されました。

会 長 小林慶規
副会長 藤浪真紀、長嶋泰之

理 事 荒木秀樹、伊藤賢志(事務局)、河裾厚男、木野村淳、
島津彰、鈴木良一、永井康介、平出哲也

顧 問 白井泰治、兵頭俊夫、義家敏正
監 事 土田秀次、佐藤公法
(任期は平成29年1月1日から平成30年12月31日まで)

日本陽電子科学会は、前身の陽電子科学研究会をへて、陽電子に関する物理、化学、工学などの分野の発展に寄与してきました。これには陽電子に関する先駆的な研究を先導してきた諸先生方の力に負うところが大きいことはいうまでもありませんが、中堅、若手の研究者の方々による新たな発想、たゆまぬ努力があったことも忘れるわけにはいきません。

会報「陽電子科学」で紹介されている研究成果からもわかるように、日本の陽電子科学分野は世界最高レベルにあります。陽電子研究の主流であった陽電子消滅による物質・材料研究の進展に加えて、最近では陽電子・ポジトロニウムの基礎科学が新たな展開をみせ、陽電子による新たな表面構造決定法の利用が進みつつあります。

次への大いなる飛躍が期待されるこの時期に、日本陽電子科学会は、研究会の開催、学会誌の発行による啓蒙と成果普及、若手研究者や学生の支援など、陽電子の基礎科学および応用技術の発展に寄与するべく、活動を行ってまいります。

第五期におきましても、会員の皆様のご支援・ご協力を何卒宜しくお願い申し上げます。